東京都環境公社「サーキュラーエコノミー事例発信」取材・執筆

公益財団法人東京都環境公社さまは、都の政策連携団体として、廃棄物の適正処理と資源循環の促進、スマートエネルギー都市の実現、自然環境の保全活動などの環境行政を補完・支援する事業を実施しています。

資源循環を促進し、ゼロエミッション東京の実現に向けた取り組みを加速するため、東京都環境局と協働して2022年4月に東京サーキュラーエコノミー推進センター(T-CEC)を開設。T-CECでは、サーキュラーエコノミー(CE)を推進するハブとして都民、事業者、関係団体、自治体と連携を図りながら、CEの実現に向けた事業や情報発信などを実施しています。

背景

CEをより身近に感じてもらえるような情報発信を

T-CECでは、都民、事業者、関係団体、自治体が気軽にCEに取り組むムーブメントを醸成するために、都内で取り組みを行っている事業者への取材活動を実施されています。それぞれの事業者の取り組みにはストーリーがあり、それを身近に感じてもらえるように、分かりやすくWEBサイトなどで発信を行っています。

エコネットワークスでは、同センター設立当初からWEBサイトなどでの発信に向けたCE関連記事の制作を支援しています。

アプローチ

CEをよく知らない人にもわかりやすい表現で伝える

昨年は記事作成を担当し、今年は記事の企画から取材の実施、記事作成まで一連の流れを支援しています。

サーキュラーエコノミーはサステナビリティの中でも比較的新しいトピックであり、一般的には馴染みが薄く、具体的なイメージが持ちにくい場合が多いため、分かりやすい表現を使用するようにしています。具体的には、What(どのような取り組みなのか)、Why(なぜ取り組むのか)、How(どうやって取り組むのか、今後はどうしていくのか)と順序立てた構成に統一することで、読み手に分かりやすい内容となるよう心掛けています。

掲載記事はこちらです。

成果

CEの取り組みのヒントとなる記事に

これまで10本ほど記事を作成させていただいていますが、CEと一言で言ってもトピックはフードロスの削減や、木を使用した「ウッドストロー」、植物による発電「ボタニカルライト」などバラエティに富んでおり、読者が身近に感じやすく、他の事業者や関連団体の方々にとっても今後の取り組みのヒントとなるような情報発信につながっているのではないかと思います。

 

ご担当者様からの声
公益財団法人東京都環境公社様 

現状CEの認知度は低く、各企業、自治体などのCEに係る取り組みを分かりやすく紹介することで、少しでも多くの方にCEについて知ってもらいたく、記事制作をスタートしました。記事制作にあたり、専門用語も多く、知識が必要となりますが、エコネットワークス様は環境対策関連の記事制作の実績もあり、読みやすく制作していただき、感謝しております。CEに対して、都民、自治体などが主体的に活動できるよう、今後もご協力ください。

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