Works
複数企業「GRIに沿ったサステナビリティレポートレビュー」分析
背景
取り組み・情報開示の改善に向けてレビューをしてほしい
CSRの取り組みやレポーティングの推進にあたっては、
参考となる各種のガイドラインが存在します。
自社がどこまで取り組めているか、現状を確認したい。
できているところ、できていないところを明確にしたい。
次に取り組むべき箇所を特定したい。
そうしたご要望を多くいただきます。
アプローチ
国際的なガイドラインを参照してレビューを実施
非財務情報開示に関するGRIスタンダード。
統合報告に関するIIRC統合報告フレームワーク。
社会的責任に関する国際規格ISO26000。
2030年までの持続可能な開発目標SDGs。
産業ごとのマテリアリティが示されているSASB。
気候変動のリスク・機会が及ぼす財務影響の情報開示を促すTCFD。
上記のような国際的なガイドラインから目的によって
最も適したものを選び、レポートやウェブなどの開示情報を元に
できていること、いないことのレビューを行います。
またその際には、例えばGRIスタンダードの改訂(改訂済みの303、403、207、306や改訂作業が進行中の101〜103)、
IIRCとSASBの統合の動きなど、ガイドラインのアップデートに関する動向も踏まえて対応していくことが必要となります。
成果
ガイドラインに沿って現状を一覧化、他社との比較も可能に
外部の立場からレビューを行うことで、客観的な視点で、
ガイドラインの項目に沿って現在の取り組み状況が見える化されます。
また場合にはよっては競合他社との比較を同時に行うことで、
遅れている点も明らかに。社内説得の材料にもなります。
ガイドラインの項目はとにかくたくさんあり、
また背景にある社会課題の存在についての理解がないと
本当に要求されていることが分かりにくい場合もあるため、
必要に応じてお客さまにレビュー結果をご説明します。
「客観的に課題点が整理できて助かった」
「とても勉強になり、求められていることがわかった」 などの声を頂いています。