Works 実績
複数企業「サステナビリティレポートレビューとポイント解説」開示支援
今年も複数の企業様より、サステナビリティレポートや統合レポートのレビューをご依頼いただいています。
背景
ESG・サステナビリティ情報開示の要請が高度化・複雑化
企業さまがサステナビリティレポートの制作に入る前、あるいは制作を終えた後になると、「自社のサステナビリティレポートを分析してほしい」とご相談をいただきます。ご相談の背景はさまざまですが、各種ガイドラインやESG評価機関などの要請が高度化・複雑化していることや、社外の客観的な視点を得たいというご希望などがあります。
アプローチ
GRIやSASB、MSCIなどへ対応。レクチャーも
ご要望にはいくつかのタイプがあります。
・各種ガイドライン(GRIスタンダード、SASBなど)への対応
・ESG評価(MSCI、FTSE、Ecovadisなど)の結果への対応
これらのように、一つひとつの開示項目について充足度合いを見ていくものもあれば、
・サステナビリティレポート全体を読んで、分析レポートをご提出する
・統合レポートも対象とし、情報開示全体に対してのレビューを行う
といったケースもあります。各社の目的に応じて、柔軟に対応しています。
また、ご担当者に対するレクチャー・対話セッションをご提供しています。
サステナビリティ情報開示においては、高度化・複雑化する各種要請をいかに理解し、どのように向き合っていくのかが大切なポイントです。ともすると「評価を得られる開示のテクニックとは?」といった思考に陥りそうになります。しかし、重要なのは、自社は何のために開示要請に対応するのか、どこに重点を置いて改善していくのかといった、俯瞰した視座からの本質的な検討です。そのための材料にしていただくことを重視しています。
なお、翻訳事業から出発したエコネットワークスは、表現へのこだわりがあります。グリーンウォッシュのトレンドウォッチやインクルーシブ・ランゲージの研究を踏まえ、サステナビリティレポートの表現見直しも必要に応じてご提案しています。
成果
サステナビリティマネジメントをご支援
レビューやレクチャーの結果は、各社さまでご活用いただいています。例年ご依頼くださる企業さまが多く、リピート率の高さは高品質であることの表れだと自負しています。
「レポートレビューを通じて、取組みそのものやコミュニケーションにおける改善点を見つけ、サステナブルな企業としての進化につなげたい」。そう考える企業さまに対し、サステナビリティマネジメントサイクルの一部を、レビューを通してご支援したいと考えています。