Works 実績
メーカー「グリーンウォッシュ対策ハンドブック」制作
背景
日本向けにカスタマイズしたハンドブックを
近年、企業による環境保全に関する訴求が増える中、欧州を中心にグローバルで「グリーンウォッシュ*」に対する法規制強化が進んでいます。日本国内でも、その潮流を受け、2026年3月には環境省「環境表示ガイドライン」が13年ぶりに改訂される予定であるなど、今後環境表示規制が強化されていく方向性にあります。
あるメーカーさまでは、欧州拠点が先行して作成したグリーンウォッシュ対策ハンドブックを、グローバルに展開する計画がありました。日本での展開にあたっては、日本語への翻訳のみならず、日本国内の法規制や現状に合わせて内容をローカライズする必要があり、グリーンウォッシュを含む環境領域の知見と言語の専門性があるエコネットワークス(ENW)にご相談がありました。
* 環境に配慮しているように見せかける表現や手法
アプローチ
国内外の潮流を踏まえ、必要かつ十分な内容に
ENWでは、欧州在住でグリーンウォッシュ規制・動向に詳しいパートナーを含むチームを編成し、クライアントさまとディスカッションを重ねながら、次のようなアプローチで日本版の新たな構成・内容をご提案しました。
- ● 国内外の潮流を踏まえた、最適な内容を提案(グローバル版から残すべき情報、国内の法規制や動向・事例など新たに追加すべき情報など)
- ● 法規制や訴訟事例など専門的な内容を、分かりやすい整理と表現で解説
- ● 実務上で参考になるよう、具体的なNG事例とその注意点・対策、チェックリストなどを提示
- ● 国内担当者に「自分ごと化」してもらう工夫(自社事例の解説など)
- ● 英語の専門用語の背景にある情報などを補足しながら、日本語化
成果
早期のリスク予防につなげる 社内ワークショップも連動
完成した日本版ハンドブックは、先行するグローバルの潮流がいずれ日本の法規制にも影響を及ぼすことを前提に、グローバル基準をしっかり伝えつつ、日本国内の状況も踏まえた内容になりました。また、クライアントさまにおいては、社内での浸透・実践につなげるべく、ハンドブック公開とあわせて社内啓発ワークショップも開催されました。今後に向けては、実際にリスク事案が発生したときの社内体制や仕組みを構築していくことも重要です。
ハンドブックを通じて、従業員の皆さまがグリーンウォッシュ対策を自分ごととして捉え、実務に落とし込んでいくことで、早期のリスク予防につながることを願っています。