メーカー「経営層向けESG動向レポート（日英）」企画・制作

（Photo by mojo_cp via AdobeStock）

背景

経営層が、幅広いESG動向のポイントを押さえるために

サステナビリティ領域では、企業が押さえるべきテーマや課題が年々増える一方で、それぞれについてより深い取り組みが求められるようになっています。経営層は、幅広い動向や課題を把握した上で、どこを重点的に取り組むべきか、迅速な判断・意思決定を行う必要があります。 ある電気機器メーカーさまでは、経営層がESG動向を把握できるよう、四半期ごとに経営層向けレポートを社内制作されていました。しかし、グローバルかつ幅広い領域の膨大な情報の収集、その中でも重要な情報の選定、ポイントの整理などをより効果的・効率的に行いたいと、エコネットワークス（ENW）にご依頼いただきました。

アプローチ

「未来視点」で情報を選定し、ポイントを簡潔に伝える

ENWでは、米国・欧州・中国などの各地域およびグローバル全体において、ESG関連の法規制や政策、その他のサステナビリティ動向に関するニュース・情報を収集した上で、世界の潮流やクライアントさまの事業・経営を踏まえ、「未来視点」で押さえるべきニュースを選定しています。その上で、クライアントさまとの協議のもと優先度を判断し、重点的に取り上げるものを整理し、何がポイントか、どのような見解が主流となっているのかといった付加的な情報を加えながら、レポートにまとめています。   経営層が限られた時間の中でパッと把握できるよう、各ニュースについてハイライトすべきポイントを絞り込み、簡潔にわかりやすく執筆しています。また、グローバルで日英同時配信を行うため、英語としての読みやすさ・わかりやすさを踏まえた翻訳を行っています。

成果

ESG動向を共通認識として、迅速な意思決定へ

ENWでは、長年にわたるサステナビリティ領域での知見や、世界各地に広がるパートナーのネットワークという強みを活かし、国内の情報源だけでは把握できない動向や押さえるべき情報の提供、日英でのレポート制作を進めてきました。ESG動向レポートはクライアントさま社内で好評を得たため、現在は経営層のみならず 、様々な関連部署や事業会社も対象に加え、さらに頻度を上げてよりタイムリーに配信されています。  ESG動向レポートが、経営層の皆さまにとって重要な判断や意思決定のヒントとなる情報を届け、これらの情報を共通認識として、役員会などでより深い議論や迅速な意思決定を行う一助となることを願っています。