Works 事例
「環境デー トップメッセージ」日英・日中翻訳

(Photo by Anton Gvozdikov via AdobeStock)
背景
グローバル全従業員が、環境を自分ごとに
環境への取り組みが企業のあらゆる事業に組み込まれる中、従業員一人ひとりが自分ごととして捉え、各自の職務で実践することが求められています。ある自動車部品メーカーさまでは、従業員啓発の一環として、国連が定める「世界環境デー」(6月5日)にあわせ、毎年CEOが国内外の従業員にメッセージを発信しています。
エコネットワークス(ENW)は過去数年間にわたり、同社のサステナビリティに関する報告書や社内方針、啓発コンテンツなどの翻訳を手がけ、環境や人権に関するトップメッセージの日英・日中翻訳もご支援しています。
アプローチ
言語の特性や従業員の多様性を捉え、伝わる・共感を生む表現を
トップメッセージは、従業員に明確に伝わり、意識や行動の変化を促すものでなければなりません。微妙な表現の違いで、受け止め方も変わります。また、様々な文化や環境のもとで働くグローバル全従業員に届ける際は、その多様性を踏まえた表現にする必要があります。そのため、AI翻訳が普及する中にあっても、トップメッセージの制作には専門性の高い翻訳者のスキルが欠かせません。ENWでは、次のようなポイントを意識しながら翻訳を進めました。
- ・日本語特有のあいまいさや遠回しな表現、繊細なニュアンスが示したい意図や内容を改めて明確にした上で、他の言語で伝わるよう情報を整理、文章の構成を組み直すことを提案
- ・読み手の立場に立ったコミュニケーション「プレインランゲージ」(詳細はこちら)を基本としつつ、そぎ落としすぎない豊かな表現との最適なバランスを追求
- ・企業として目指すことや取り組みの意義などを明確に伝えるとともに、共感を得られるような「ナラティブ」(参考記事)を意識した、意訳度の高い翻訳を提案
- ・サステナビリティに関する戦略や取り組みの全体像を把握し、サステナビリティレポート・統合報告書など他の発信との整合性を踏まえて、用語や表現を選定
- ・グリーンウォッシュ防止の観点(参考記事)でチェックを行い、原文(日本語)におけるあいまい表現の修正も併せて提案
成果
多様な従業員に届き、実践を後押し
ENWでは、日英中それぞれのネイティブ翻訳者でチームを編成し、上記の点を意識しながら、一つひとつの表現について議論と推敲を重ねました。また、クライアント企業さまに対しては、意訳度の高い表現についてその背景や理由を丁寧に申し送りしながら、複数の選択肢を提案するなどして、最適な表現を共に検討できるよう心がけました。
こうしたコミュニケーションを通じて、日本語の原文を尊重しながらも英語・中国語でより伝わる表現となる、最適なバランスを実現しました。国内外の従業員の皆さまが、メッセージをそれぞれの言語でしっかりと受け取り、共感し、職務での実践につながる一助となればと願っています。ENWでは今後も、様々なサステナビリティ領域や多言語にまたがる専門性をもとに、トップメッセージをはじめとする社内コミュニケーションのご支援を続けていきます。
その他の支援事例:
・「人権デー トップメッセージ」日英・日中翻訳
・「サステナビリティレポート CEOメッセージ」 制作
・「従業員向け環境啓発コンテンツ」制作
・「環境ロードマップ」企画支援
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