第一三共「コーポレートサイト Our Stories」取材・執筆・日英翻訳

第一三共ウェブサイト画面。太陽光パネルの写真のあとに記事が続いている

第一三共さまコーポレートサイト「Our Stories」

第一三共株式会社さまは、「サステナブルな社会の発展に貢献する先進的グローバルヘルスケアカンパニー」を2030年ビジョンとして掲げる製薬会社です。世界26カ国で事業を展開しています。

背景

環境の取り組みを英語で取材してほしい

コーポレートサイトに掲載する記事を、日本語・英語の二言語で制作したい――。

第一三共の広報ご担当者さまから、このようなご相談をいただきました。テーマは工場の環境負荷を低減する取り組みで、福島・いわき市とドイツ・ミュンヘン郊外にある工場へのオンライン取材が予定されていました。

掲載先はコーポレートサイトに設けた「Our Stories」のページ。社員がどんな思いで仕事をしているのか、丁寧に描き出す記事が並んでいます。グローバル展開をすすめる第一三共さまにとって、英語版サイトでの発信も非常に大切なポイントです。

今回エコネットワークスにお声がけくださったのは、
・英語での取材ができる
・サステナビリティの知識がある
・日本語・英語の二言語で記事制作ができる
・以前からエコネットワークスのセミナーや講演に参加しており、信頼できる
以上の点からだったそうです。

アプローチ

英語で取材し日本語で書けるライターをアサイン 

英語での取材も含むケースでしたので、日本語版を先に作るか、英語版を先に作るかをまず検討しました。今回は日本語版を先に作り、英訳することに。

そこで、英語での取材ができ、日本語で書けるライターを中心としたチームを組みました。

サステナビリティ推進部、いわきとミュンヘンの工場のそれぞれに取材し、原稿に。社内確認を経て日本語版が完成した後、英訳を行いました。

掲載された記事はこちらです(日本語版英語版)。

成果

サステナビリティのストーリーを海外にも発信

ESG対応の重要性が増し取り組みが加速している今、年次のサステナビリティレポートでは、一人ひとりの社員や取り組みに十分にフォーカスできない例が増えています。コーポレートサイト上にコーナーを設け、サステナビリティの取り組みを発信する企業は今後もますます増えていくでしょう。このとき、サステナビリティの知識があるライターをアサインできると制作がスムーズです。

また、特にグローバルでの市場拡大を目指す会社にとっては、英語での発信は必須です。しかし、言語によって、読まれる記事のスタイルは異なります。

日・英の二言語でのコンテンツ制作は
・原文に忠実に翻訳してほしい
・直訳ではなく、英語ネイティブにとって自然でわかりやすい英文にしてほしい
・まったく別物として作ってほしい

あるいは、
・英語版から作り、あとから日本語版を作ってほしい。

など、様々なパターンがあります。エコネットワークスではご要望に合わせて対応しています。

ご担当者さまの声 
第一三共株式会社 コーポレートコミュニケーション部 畠山さま

エコネットワークス様とは、文化によって誤解を生じやすい英語表現などについてのセミナーに参加して以来、是非ともお仕事をご一緒したいと思っておりました。

今回、日独へのインタビューを行い、日本語から記事を作成いただきましたが、直訳ではなく、日英それぞれで伝わりやすく表現いただけたと、社内でもよい評価を得ています。

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