メーカー「サステナビリティレポート CEOメッセージ」 制作

(Photo by Pablo Heimplatz via Unsplash)

 

背景

 サステナビリティに関する開示の全体像を踏まえた執筆を

サステナビリティレポート制作の企画構成やストーリー構築のご支援をする中で、今回、サステナビリティレポートに掲載する「CEOメッセージ」の取材・日英での原稿制作に関するご相談をいただきました。加えて、地域統括会社のサステナビリティ責任者によるグローバル対談の和文制作についてもサポートすることとなりました。

 

 

アプローチ

執筆前の丁寧な確認で、より読者に伝わりやすい構成・表現へ

CEOメッセージは企業の核となるメッセージであり、組織のトップとしての強い決意・コミットメントが読者に適切に伝わるものでなければなりません。

構成、取材、執筆、英訳と進めていくにあたり、特に重視したのがサステナビリティ推進部署との丁寧な確認です。担当者の方と丁寧に擦り合わせを行い、様々な施策を展開されている中で、フォーカスすべきポイントや「経営との統合」「未来に向けた長期的な視点」といったキーとなる視点を明確にし、統合報告書とサステナビリティレポートの棲み分けを踏まえ、CEOメッセージで語る内容の検討を進めました。その上で、適切なインタビュー項目を設定し、原稿の構成を決定。執筆においては、事前確認をしていたポイントとCEOの思いが上手く読者に伝わる表現となるよう注力しました。

地域統括会社トップ対談については、英日2言語で行われた対談の音源や文字起こし原稿を共有いただき、それを基に執筆を行いました。日本以外に、欧州、東南アジア、アセアニア地域からスピーカーが参加され、多くの関係者の方が携わっていたこともあり、執筆前にキーとなる情報・資料を明確にしました。そして、対談資料を確認する中で感じられた本社のリーターシップや、日頃からグローバルでコミュニケーションがとられているといった「雰囲気」についても読者に伝わるような表現となるよう心がけました。

また、今回のように複数名による対談の場合、どうしても発言量などにばらつきが生じてしまうため、全体的なバランスを揃えるために表現や構成面からのご提案をしました。

 

 

成果

多くのステークホルダーに届くメッセージ

今回執筆を担当した「CEOメッセージ」と「地域統括会社トップ対談」の記事を通し、より多くのステークホルダーの方々に企業さまの強い決意やコミットメント、メッセージが伝わることを願っています。 

ご担当者の方からは、「CEOや事務局の思いも上手くまとめてくださり、また英文についても丁寧に確認・ご提案くださりありがとうございました」という嬉しいお言葉をいただいています。エコネットワークスでは、次年度についても引き続きご支援を行っていきます。

 

 

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