岐路 ― 今こそ賢明な選択を

2020 / 7 / 17 | 執筆者:EcoNetworks Editor

世界気象機関(WMO)は長期予測で、「今後5年間のうち1年の世界平均気温が産業革命前と比べて1.5℃以上高くなる可能性は約20%であり、その可能性は時とともに高まっている」ことを明らかにしました。

パリ協定から5年目の今年、単年の平均気温とはいえ、1.5℃が早くも目前に迫っていることに愕然とします。

そんな中、コロナ危機を気候変動に対処するためのチャンスと捉える見方が散見されます。

The Covid-19 pandemic is a “huge opportunity” to fast-track Australia’s shift towards more renewable energy(BBC

新型コロナウイルス感染症はオーストラリアが再生可能エネルギー拡大へのシフトを加速させる「大きなチャンス」である(試訳)

Coronavirus: Chance of a lifetime to transform way we live for sustainable future(シンガポール、Strait Times

新型コロナウイルス感染症:サステナブルな未来に向けて生活様式を転換する一生に一度のチャンス(試訳)

電力のほぼ100%を再生可能エネルギーで賄うコスタリカのアルバラード・ケサダ大統領は、「今後6カ月から1年の間に国や国際社会が決めることが、今後10年の間に地球に何が起こるかを決めることになる」と述べています。(Time、『2020 Is Our Last, Best Chance to Save the Planet』)

コロナ禍からの回復に向けて、各国は大規模な経済政策を準備しています。そのお金をどこにどう使うのか、各国政府がサステナブルな社会に向けた道筋を描いてくれることを切に願っています。

科学者や活動家はこれを単なるチャンスではなく「ラストチャンス」と見る向きも多く、昨今の国内外の自然災害からは、気候危機が身近に迫っているのを肌で感じます。

企業として、個人として、どう変わっていくべきか、もっと何ができるのか。国だけでなく私たち一人ひとりが今、私たちと地球の未来を決める岐路に立っているように思います。

(翻訳者、翻訳コーディネーター/ Yasuko Sato)

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