Youth-washing 真の若者参加を

2020 / 3 / 29 | 執筆者:EcoNetworks

Youth-washing has proliferated beyond the U.N.’s climate gatherings.
(試訳:ユースウォッシングは、国連の気候会議以外でも急増している。)
(ネットメディアのインターセプトより)

最近初めて目にしたYouth-washingという語は、気候問題に取り組む若者の声に耳を傾けているように見せかけて、企業などが若者をイメージアップに利用することを意味しています。

上の記事では、政治家や化石燃料企業などが、若者の声を聞いているふりをする一方で、環境に悪影響を与えるプロジェクトを推し進めていることを指摘しています。また、国連の会議では、若者の参加が形ばかりで意思決定に参加できなかったり、若者が参加するための費用に化石燃料企業の資金が使われたりしている、といった問題点が挙げられています。

国連の若者参加でさえもユースウォッシングと言われていることに、少し驚きました。では、ユースウォッシングではない、若者の真の参加はどうしたら実現できるのでしょうか。

バイオテクノロジーのベンチャー企業、(株)ユーグレナが面白い取り組みをしています。18歳以下のCFO(Chief Future Officer、最高未来責任者)の採用です。30年先を見据えた時、この年代の視点が必要だと考えたそうです。
https://www.euglena.jp/cfo/
一般的な企業の長期経営計画が5~10年先の計画であることを考えると、3倍先を見据えていることになります。

ところで、長期計画といえば、高野山の森林は1000年先を見据えて管理されていると言います。私たちはいつの間にか、とてつもなく近視眼的になっているのかもしれません。

1000年とは言わずとも、50年、100年先の未来を守るため、その時代を生きる当事者である子どもや若者の声を、軽んじることなくもっと真摯に聴く必要があると改めて思います。

(翻訳者、翻訳コーディネーター/ Yasuko Sato)

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