Translators in Sustainability 伝わるコミュニケーションへの道
shale gas = シェールガス
2012 / 12 / 17 | カテゴリー: 【環境】翻訳者が考える環境課題 | 執筆者:二口 芳彗子 Kazuko Futakuchi
みなさんは、「Shale Gale(シェール旋風)」という言葉をご存知でしょうか? 石油に代わる資源としてにわかに注目されているシェールガス。すでに、米国内でのガスの増産と大幅な値下がりが起きており、米シティグループのエネルギー専門家、エド・モースは「2017年までに、米国は天然ガスの純輸出国に転換する」と述べています。(朝日新聞GLOBE 2012年11月4日号より)
シェールガス
http://ja.wikipedia.org/wiki/
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そのほかの天然ガスの呼称として、最近目にしたのが「炭層ガス」。英語ではCoalbed methane(CBM)、オーストラリアではコールシームガス(Coal seam gas、CSG )とも呼ばれ、日本の文献では炭層メタンと表される、とのこと。
エネルギーの多様化が音を立てて進んでいる感があります。それに合わせて情報を取っていき、業務に生かしたいと考えます。
気になったのは、採掘技術として用いられている「水圧破砕」で使用する水に含まれる薬品の中に、発がん性物質があり、ひび割れからそれらが地下水に漏れる危険性がある、と開発に反対する声があがっていること。そのエネルギーを取り巻く社会の状況も合わせて調べておくことで、エネルギー問題を包括的に理解する一助となります。翻訳のご依頼があるとすれば、開発推進、反対の立場で書かれた文書、あるいは調査書などが考えられ、単語の選択にこのような知識が役立ちます。