Translators in Sustainability
rolling blackout=「計画停電」
停電はblackout、electrical power outage、power failureなど、いろいろな言い方がありますが、2011年3月11日の震災のはるか前、2003年におこったニューヨークでの大停電の際に、新聞の見出しが一斉にblackoutを使ったことを、印象深く覚えています。
これにrollingが付くと?ですね。rollingといえば、
A rolling stone gathers no moss.
(ころがる石はこけが生えない →むやみな商売替えは損である。 恋の相手を次々変えると真の愛は得られない。活動家はさびがつかない。)
(研究社リーダーズプラスより)
のことわざが有名ですが、この場合のrollingには、輪番制度の、という意味となります。
2011年の夏から冬、節電対策の重要性が高まりましたが、計画停電もその一つです。
確かに不便ですが、前もって停電する時間帯が分かっていれば、対処できる問題が数多くあります。
2012年にそれが必要か、というと現在稼働中の発電施設で十分賄えている状況です。
「予期できない危険、障害」が、最も大きな被害をもたらすのでは、と思うこのごろです。