Translators in Sustainability 伝わるコミュニケーションへの道
indigenous people, aborigine=「先住民」
2011 / 5 / 10 | カテゴリ: 【社会】社会を変える言葉の力 | 執筆者:二口 芳彗子 Kazuko Futakuchi

Photo by nickyfern
このことばは、移民や征服者・探検家などの外部からの新来者に対して、
それ以前からその地で生活していた人々のことを指します。
同義のことばに、土人(土民)、原住民がありますが、
文明の恩恵を受けていない野蛮人といった意味合いで
永らく用いられてきたため、差別語とみなされ、
出版業界では、こちらを使わずに「先住民」とするのが慣例となっています。
翻訳プロジェクトで、チームメンバーも意識して「先住民」に統一していたのですが、
お客さまから「原住民では?」とご指摘がありました。
その際に、監修者の方からもアドバイスを受けてこのようにご説明いたしました。
ことばは時代を反映し、日々変わっていきます。
その変化をいち早く察知し、業務に反映していかなければと考えています。