人権おしゃべり会「人権リスク調査の実効性を高めるには?」を開催

2026 / 5 / 29 | カテゴリ: | 執筆者:宮原 桃子 Momoko Miyahara

組織を超えて様々なメンバーが集う学びと対話のプラットフォーム「Wave With(ウェーブ・ウィズ)」。そのセッションの一つとして、ビジネスと人権に取り組む団体「Social Connection for Human Rights(SCHR)」と共に、お茶会のようなカジュアルな雰囲気で、人権に関するテーマについておしゃべりする「SCHR会(ス茶会)×ENW」を月1回開催(30分間/オンライン)しています。

5月は「人権リスク調査の実効性を高めるには?」をテーマに開催しました。社会監査業務に携わる方も交えながら、参加者の皆さんからは次のような意見が共有されました。

  • ・大前提として「人権とは何か」「何をリスクと考えるか」について社内の共通認識を築くことが重要。
  • ・アンケートだけでは把握できないリスクを、ライツホルダーとの対話や現地調査などで把握できることがあり、様々な手法を組み合わせることで相互に補完できる。
  • ・監査・リスクを確認すること自体が目的化してしまいがちだが、見つけて是正することが最も重要だという認識を持つこと、また是正策を促す仕組みを社内およびサプライヤーなどでしっかり構築することが必要。
  • ・リスク調査を実施することが目的化しないためにも、やるべきことと同時にやらなくてよいことを明確にして、メリハリをつけることも必要。
  • ・アンケートや対話を通じて社内の啓発や連携などが進むといった、リスク調査を含む人権デュー・ディリジェンスの副次的効果も押さえたい。長期的に実効性を高めることにもつながる。

これまでの人権おしゃべり会のテーマ一覧

子どもの権利とマーケティング ~ファミチキの事例から考える(参考記事
実は間違ってる? 効果がない? アンコンシャス・バイアス研修(参考記事
どこまで気をつける? インクルーシブランゲージ
反DEIの動きから、企業のあり方を考える(参考記事
顧客満足と人権対応、その線引きは?(参考記事
従業員個人の信条が、企業方針と異なったら?(参考記事
デジタル空間における人権リスク 企業にできることは?
2026年の人権トピックス、どこに注目?
動物の権利にどう向き合う? 企業とアニマルウェルフェア(参考記事
「企業とNGOの対話・エンゲージメントの現在地」
「『ビジネスと人権』から考える平和」
人権リスク調査の実効性を高めるには?

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