リサーチラボ「EU循環経済法で何が変わる? CE規制のおさらいと今後の潮流」を開催

2026 / 3 / 6 | カテゴリー: | 執筆者:EcoNetworks

組織を超えて様々なメンバーが集う学びと対話のプラットフォーム「Wave With(ウェーブ・ウィズ)」。そのセッションの一つとして、サステナビリティに関する世界の潮流を読み解く「リサーチラボ」を開催しています。

初回のテーマは「EU循環経済法で何が変わる? CE規制のおさらいと今後の潮流」でした。セッション前半では、2014年から現在まで欧州委員会の任期ごとに3つのフェーズに分けて、サーキュラーエコノミー(CE)政策の変化と、現在直面している課題を共有しました。

  • ・ユンカー政権(第1フェーズ):廃棄物管理の効率化と雇用創出を主目的とした、基礎的な行動計画の策定
  • ・第1期フォン・デア・ライエン政権(第2フェーズ):「欧州グリーンディール」の一環として、環境保護と経済成長を融合させる。製品設計、情報開示、デューデリジェンス、消費者コミュニケーション、貿易、廃棄物管理を網羅した、サーキュラーエコノミーを推進するための基盤づくり
  • ・第2期フォン・デア・ライエン政権(第3フェーズ):環境政策から、欧州の競争力維持と資源リスク回避を目的とした生き残り戦略をかけた二次原材料市場の創出

こうした動向を受け、セッション後半ではワークショップボードを活用し、企業活動への具体的な影響について議論を深めました。

参加者からは、企業が直面する本質的な問いとして以下が挙げられました。

  • 複雑化するルールに現場の本音はどうか、そしてどう向き合うか
  • リサイクル材とバージン材の価格差をどう解消するか
  • デジタル製品パスポートや環境に関する表示規制により、環境情報の伝え方はどう変わるか

国際的にも、サステナビリティ対応が複雑化し、地政学的な不確実性が高まる中で、資源循環は日本企業にとっても重要なテーマとなっています。

エコネットワークスでは、課題解決に向けたパートナーとなることを目指し、リサーチラボを通して、皆さまが直面する課題にいち早く対応できるよう、最新情報に基づいた議論と探索の場を引き続き提供していきます。最新の情報は、当社メールニュースで発信していますので、ぜひご登録ください。


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