人権おしゃべり会「アンコンシャス・バイアス編」を開催

2025 / 7 / 30 | カテゴリー: | 執筆者:宮原 桃子 Momoko Miyahara

組織を超えて様々なメンバーが集う学びと対話のプラットフォーム「Wave With(ウェーブ・ウィズ)」。Wave Withのセッションの一つとして、ビジネスと人権に取り組む団体「Social Connection for Human Rights(SCHR)」と共に、お茶会のようなカジュアルな雰囲気で、人権に関するテーマについておしゃべりする「SCHR会(ス茶会)×ENW」を月1回開催(30分間)しています。

7月は「実は間違ってる? 効果がない? アンコンシャス・バイアス研修」をテーマに、ワイワイと意見交換を行いました。アンコンシャス・バイアスは無意識上の偏見を指しますが、日本では「意識上の偏見や差別までもが、この概念に含められてしまっている」という専門家の指摘があります(詳しくはこちら)。こうした指摘を踏まえつつ、アンコンシャス・バイアス対策・研修で本来目指すべきことや意義などについて考えました。様々な意見から、次のようなポイントが浮かび上がりました。

  • ●「アンコンシャス・バイアスはすべての人が持っている」という前提に立って、自分を内省し、自身の中にもアンコンシャス・バイアスがあると気づくことが第一歩として重要。
  • ●  アンコンシャス・バイアスへの気づきが、マイノリティを含む様々な立場・視点に対する認知につながる。
  • ●  その上で、アンコンシャス・バイアスの先に、誰かの人権を侵害するリスクがあると認識することが、人権侵害の予防につながる。
  • ●  予防的観点では、ハラスメント研修よりも手前に位置づけられる。
  • ●  アンコンシャス・バイアスは、社会的構造などにより影響を受けているため、個人の啓発に加えて、社会の構造・制度の変革も必要不可欠。

様々なメンバーで対話することで、各自の経験値に基づく視点や見解が色々と出てきて、30分という短い時間ながら非常に有意義な時間となりました。

8月のテーマは「どこまで気を付ける? インクルーシブランゲージ」です。日程が決まり次第、Wave With案内ページおよびメールニュースでお知らせします(メールニュースの登録はこちらから)。

 

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