未来を見据えた対話の場 ステークホルダーミーティング2023-2024

2025 / 1 / 31 | カテゴリー: | 執筆者:EcoNetworks

エコネットワークス(ENW)は、2024年12月中旬にステークホルダーミーティングをオンライン開催し、パートナー23名が参加しました。ステークホルダーミーティングは、ENWの1年間の活動をパートナーの皆さんと振り返る場です。

※ パートナー:ENWの業務で関わりのある方。雇用契約者、業務委託契約者の両方を含む。

これまでの実施の様子
2019年:パートナー対象に初めて開催 ステークホルダーミーティング2018-2019
2020年:“ENWの今”がわかる場を ステークホルダーミーティング2019-2020
2021年:「今」と「これから」の想いを共有 ステークホルダーミーティング2020-2021
2022年:ENWの“今”を可視化し未来につなぐ ステークホルダーミーティング2021-2022
2023年:今とこれからの航路を見つめる場 ステークホルダーミーティング2022-2023

(Photo by multipasser via Pixabay)

これまでと形式をがらりと変えて行った今回の会。まず、海外在住者を含めより多くのパートナーが参加できるよう時間帯を変え複数回の開催としました。また、ミーティング当日は対話が中心となるよう、1年を振り返る事業報告を録画し、事前に参加者が視聴した上でミーティングに参加していただく形にしました。

事業報告

事業報告では組織全体や財務、「調査・分析」「言語」「コンテンツ」「エンゲージメント」「TSA(コミュニティ)」事業に関する1年間の活動について報告が行われました。全体の発表では、組織の中長期的な方向性を検討する過程としてパーパスが完成したことや、能登半島地震への特別寄付などについて話がありました。また、事業別の発表では主な成果とともに、今後の課題や方向性が共有されました。

ステークホルダーミーティング当日

ミーティング当日は、参加者の自己紹介からスタート。ENWでは普段はリモートかつプロジェクト単位で活動することが多いため、初顔合わせとなる人もおり、パートナー同士が交流する場としても貴重な機会となりました。

自己紹介の後は、事業報告を視聴した参加者から事前に寄せられた質問に回答する時間が設けられ、B-Corp認証やAI活用に関するENWの考え方などについて、それぞれの担当者が話しました。

続いて、本ミーティングのメインである対話セッションを実施。以下の2つのテーマについて、様々な意見が出ました。

2030年に向けてありたい姿・パーパスの実践

ENWでは、2020年よりパートナーと対話を重ね、2024年11月に「私たちのパーパス(存在意義)」を策定しました。

本ミーティングの対話では、パーパスを実践していくにあたり、現在地とパーパスをつなぐ道筋を具体化するため、2030年に向けてありたい姿についてアイデアを出し合いました。今後の方向性を定めていく上で、カギとなるのが以下のポイントです。

・より良い社会に向けた変化を生み出していくために、重要なのが「エンゲージメント(対話と協働)」
・小さな波を起こし、うねりを生み出していくために、ENWならではのエンゲージメントのあり方の整理が必要

これからの経営・組織について

ENWの現行の経営体制は2016年に始まりました。仕事や働き方に対する社会の価値観が変化し、またテクノロジーが急速に進化する中で、現行体制が10年の節目を迎える2026年に向けて、ENWは新たな組織の形をつくろうとしています。今回のミーティングでは、代表の野澤健さん、取締役の二口芳彗子さんが、新たな組織づくりに向けた背景や方向性について説明。参加者からも意見を募り、今後の進め方について話し合いました。

さいごに ― ミーティングを終えて

ミーティングでは、今後の活動に向けてオープンで活発な意見交換を行うことができました。複数日での開催、事業報告の事前視聴はいずれも初の試みでしたが、アンケートでは「事業報告を繰り返し見ることができてよかった」「各回の参加人数が多すぎず少なすぎず、それぞれがしっかり発言ができる時間を確保できてよかった」などポジティブな声が寄せられました。

今回得た意見を踏まえてパーパスを実践する枠組みをさらに明確化し、まずは2030年にありたい姿を目指して、ENWはパートナーの皆さんと共にさらに精力的に活動していきます。

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