仕事するなら早朝 伊藤忠、朝型勤務制度を正式導入

2014 / 8 / 1 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa


photo by Milton Jung

昨年10月からの試験導入の結果が気になっていた、
伊藤忠の朝型勤務制度。

一定の成果が見られたため、5月から正式導入になっていました。

より効率的な働き方の実現に向けた取組について ~朝型勤務の正式導入~
http://www.itochu.co.jp/ja/news/2014/140424.html

半年間の試験導入の期間、3つの取組みを実施したところ

1.深夜残業の禁止
深夜勤務(22時~5時)→禁止
夜間残業(20時~22時)→原則禁止 
※やむを得ず必要な場合は事前申請の上、許可

2.早朝勤務の実施
早朝勤務(5時~8時)の勤務については、
インセンティブに深夜勤務と同様の割増し賃金を適用

3.健康管理支援
8時前始業社員に対し、軽食を支給

社員の意識や効率化、残業時間削減に成果が表れたそうです。

・入退館状況(昨年度同時期比)
20時以降:約30% → 約7% 
22時以降:約10% → ほぼ0名 ※事前・突発申請者数名
8時以前: 約20% → 約34%

・夜間の時間外勤務時間削減
総合職:49時間11分 → 45時間20分(約4時間減)
事務職:27時間3分 → 25時間5分(約2時間減)

6ヶ月の総計では延べ約20,100時間減

・コスト削減
早朝割増賃金、軽食無料配布の増加分を含めても、
結果として時間外勤務手当の約4%のコスト削減。
電気使用量も昨年度比6%減。

1人あたり月4時間の残業削減というのが、
多いのか少ないのかという話はありますが、、、
それでも着実に効果は出ているようです。

長時間労働は、やはり個人や職場だけでは取り組みに限界があり、
全社的に推し進めて初めて一定の成果が出ます。

もちろん社内での取り組みだけでなく、
お客さんが長時間労働体質の場合には
そこをどう乗り越えていくかという社外との壁もあります。
特に業界として長時間労働が「当たり前」となっている場合には、なおさら。

私たちもここ数年、色々なことを試してきた結果、
朝型シフト、長時間労働削減の成果が出始めています。
また別の機会にこれまで試してきたことをご紹介したいと思います。

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