Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
ブリヂストン 2050年までにタイヤ原料を100%サステナブル化
2012 / 5 / 31 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa
photo by Ben Sutherland
「100%サステナブルマテリアル化」とは、
ブリヂストンが提唱するタイヤの将来技術に関する考え方です。
「持続可能な」社会の実現に向けたタイヤ将来技術について~「100%サステナブルマテリアル化」へ~
http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2012052301.html
「再生可能資源の多様化・拡充」のテーマの下、
「新しい再生可能資源に『拡げる』」
「化石資源を再生可能資源に『換える』」
に取り組むとしています。
具体的には、
・天然ゴム生産地域の多様化
・植物由来補強繊維の多様化・拡充
・バイオマス由来合成ゴムの開発
・バイオマス由来カーボンブラックの開発
・バイオマス由来新規ゴム配合剤の開発
など。
タイヤ原料は化石資源の比率が高く、
循環資源・再生可能資源の比率が低い現状を
変えていく姿勢を明確に打ち出しています。
その他にも2050年目標として、
・CO2の2005年比50%以上の削減
・生物多様性ノーネットロス(貢献量>影響)
を掲げる同社。
ブリヂストンHPより
2050年目標を達成するために、
2020年の中期目標としてどのようなものが出てくるか、
注目していきたいと思います。
Sustainability Frontline もっと学びたい方へ
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