ネスレ調査 働き方がドイツ人の食生活に大きく影響

2012 / 3 / 1 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

eating habits, switch from exercise - a worrying sign
photo by philcampbell

忙しくて食事もままならない。
夜遅いから晩ご飯は抜きにしよう。

誰もが仕事の忙しさで食生活が乱れた経験が
あることと思います。

働き方が食生活にどのような影響を及ぼすのか。
ネスレがドイツで行った調査の結果をご紹介します。

‘So is(s)t Deutschland’ study (ドイツ語)
英語リリース
http://www.nestle.com/Media/NewsAndFeatures/Pages/German_eating_habits.aspx?Category=Investors,CSV,Brands

1万人以上の様々な年代を対象に行われたこの調査。
主な結果を抜粋すると、

・20~29歳の半数以上、ビジネスパーソンの5人に2人が
食事の時間が不規則になっている。

・忙しくなってくると、女性の方が食生活が乱れがち。
週40~49時間働く層では、男性36%に対し、女性の43%が食生活が不規則になると回答。
週50時間以上働く層では、男性は約半数、女性は2/3に。

・30代以下の2/3が決まった時間に食事を取る代わりに
スナックなど時々食べることで済ませる。

・ビジネスパーソンの2/3はランチを外食で済ませる。
ビジネスパーソン以外の層の90%が朝・昼・夜を自宅で食べる。

・14~29歳は月に一度はファーストフード店に足を運ぶ。

など、詳細はドイツ語になっているため細かくは見れていませんが、
お昼を自宅に帰って家族と食べる家庭も多い文化においても、
食生活が大きく変化していることが見うけられます。

サステナブルな働き方の実現に向けて、
「食」の観点も大切にしたいポイントです。

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