Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
パナソニック 「留職」プログラムでベトナムNGOに社員を派遣
photo by vastateparksstaff
NPO法人クロスフィールズの「留職」プログラムを利用し、
パナソニックが社員をベトナムのNGOに派遣しました。
クロスフィールズの「留職」プログラムを日本企業が初めて導入へ
~パナソニック社員がベトナムNGOでの業務を開始~
http://crossfields.jp/event/20120206_pr/
派遣先は、電気やガスがない地域のための
太陽光を活用した調理器具を開発・製造・販売を行う
ベトナムのダナンにある現地NGO。
2月6日からの約1ヶ月間、
プロダクトデザインを専門とする技術職社員が
ものづくりの技術やノウハウを活用して
生産性向上に向けた活動を実施します。
アメリカではICV(International Corporate Volunteering)
と呼ばれる海外のNGOへの社員派遣プログラム。
IBMなど、2011年時点で21企業が導入し、
年間約2000人が派遣されています。
ICVのプログラム立案・サポートを行う米国の団体
CDC Development Solutionsのサイトにまとめられている
ICVのメリットは以下の通り。
●企業
・新規市場開拓
・製品開発
・ブランド、レピュテーション
・リクルート
●従業員
・能力開発(スキル、チーム)
・モチベーション向上
・企業へのコミットメント
●受け入れ団体
・資源へのアクセス
・サービス向上
・スタッフの能力向上
・成長
ICVの成果の可視化や課題については、
IBMのプログラム「Corporate Service Corps」を
ケーススタディとしたこちらのレポートが参考になります。
Best Practices in International Corporate Volunteerism
A Case Study on IBM’s Corporate Service Corps
対話・協働を通じて新しい価値創造につなげる
アプローチの1つとして、研究していきたいテーマです。
Sustainability Frontline もっと学びたい方へ
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