HateとLoveは表裏一体-ベネトンのUNHATEキャンペーン

2011 / 11 / 22 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

相手を好きなことと、嫌いなことは、
実はちょっとしたバランスの違いだったり、
不安定さによるもので、思ってるほど離れてはいないんだよ。

そのバランスを変えようよ。寛容な心を持とうよ。

というのが、ベネトンが取り組んでいる
UNHATEキャンペーンです。

その思いを象徴的に表したのがこちら。

米国と中国。

北朝鮮と韓国。

他にもイスラエルとパレスチナ、米国とベネズエラ、
ドイツとフランスなどのバージョンがあります。

写真は衝撃的ですが、訴えているメッセージは極めてシンプル。

ベネトンは社会的責任戦略の一環として、
UNHATEの活動のために財団を立ち上げ、
新たな寛容文化の創造に取り組むとしています。

具体的には、
・世界にメッセージを伝えるコミュニケーションツールの作成
・グローバルUNHATEデーの創設
・NGOと連携した次世代の教育プログラムの提供
・Global Tolerance Indexの開発
などの活動を展開していく予定。

センシティブなテーマにも関わらず、
極めてメッセージ性の高い同社の活動。
応援したいです。

気にいった方は、キャンペーンサイトに行くと
壁紙やスクリーンセイバーがダウンロードできます。
(スマートフォン用も完備)

でもこれが街中にゲリラでどーんと現れると、
さすがにぎょっとしそう。。。

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