アンハイザー・ブッシュ・インベブ 3ヵ年のグローバル適正飲酒目標を発表

2011 / 9 / 30 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Responsible Adults
photo by Peter Gene

バドワイザーで知られるビールメーカー最大手の
アンハイザー・ブッシュ・インベブが、
グローバルで適正飲酒(Responsible Drinking)に取り組む
3ヵ年のプログラムを発表しました。

Anheuser-Busch InBev Announces Global Goals to Extend Reach of Responsible Drinking Programs
http://www.ab-inbev.com/press_releases/hugin_pdf%5C476033.pdf

「Best Beer Company in a Better World」をテーマに
各地で様々なCSR活動に取り組む同社は、
適正飲酒の活動において、
2014年までに複数の目標を掲げ、取り組むとしています。

目標は:

・子どもたちと適正飲酒について話すプログラムを
1億人以上の親たちに教える

・未成年への販売を防ぐよう、50万店のバーやクラブ、
レストラン、販売店にID確認や啓発用ツールを提供する

・100万人のバーテンダー、ウェイター、販売店店員などに
適正飲酒に関するトレーニングを提供する

・3億ドル以上を適正飲酒の啓発に投資する、など。

また9月23日を「Global Be(er) Responsible Day」と定め、
全世界で各種の啓発活動を実施しています。
日本語に訳すと「節度を持ってビールを楽しむグローバル・デー」でしょうか。

適正飲酒においても具体的な数値目標を立てて
取り組んでいる点が特徴的です。

地域によっても飲酒に対する習慣や問題が異なるなか、
どのようにそれぞれの地域で取り組んでいくのか、追っていきたいと思います。

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