Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
Googleコーズ検索キャンペーン 100万ドルを寄付
2011 / 1 / 28 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa
昨年末にGoogleが展開したプロジェクト
「Chrome for a Cause」。
ウェブブラウザのGoogle Chromを使った検索数に応じて、
最大100万ドルがNPO団体に寄付されるコーズ・キャンペーンです。
寄付先は5つの分野から選ぶことができ、
10タブ=1本の植樹
10タブ=1冊の本を寄付
25タブ=1本のワクチン
100タブ=1㎡のシェルター
200タブ=1人の1年分のきれいな水
となっています。
昨年12月15日~19日の期間で
60,599,541件が検索され、100万ドルが寄付されました。
http://chrome.blogspot.com/2010/12/browse-for-good-cause.html
大きな金額を短期集中でユーザーを巻き込んで展開していく
米国型のコーズ・キャンペーンの典型例と言えそうです。
検索数を寄付と連動させたキャンペーンには他にも、
・緑のgoo
http://green.goo.ne.jp/
収益の15%相当分を、地球温暖化対策などの
環境保護活動を行うNGO、NPO団体に寄付。
・ecosia
http://www.ecosia.org/
スポンサー企業からの広告収入の80%が
WWFのアマゾン救出プロジェクトに寄付。
などがあります。
ecosiaの創設者は、現地を旅していた際
熱帯雨林の危機を感じて、この取り組みを始めるに至ったそうです。
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