世界主要企業の2050年ビジョン 「Vision 2050」

2011 / 1 / 31 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

ちょうど1年前になりますが、
主要グローバル企業によって構成されるWBCSDから
2050年の世界ビジョンを展望する「Vision 2050」が発表されました。

vision2050.jpg

Vision 2050: The new agenda for business
http://www.wbcsd.org/templates/TemplateWBCSD5/layout.asp?type=p&MenuId=MTYxNg&doOpen=1&ClickMenu=LeftMenu

Alcoa、PricewaterhouseCoopers、Storebrand、Syngentaを
はじめとする14業種29社のグローバル企業が中心となり
18ヶ月以上に及ぶ20カ国200以上の企業とステークホルダーとの
対話を経て完成されたこの報告書。
(日本企業からはトヨタやソニー、東京電力、大阪ガスが参加)

2050年に90億人が良く生きられる
持続可能な社会の構築に向けた、
国際的/地域的な課題とロードマップ、
ビジネスチャンスについてまとめられています。

・特に女性の教育・経済のエンパワメントと、
環境負荷の少ないライフスタイルの浸透

・炭素や生態系などの価値を組み込んだシステム構築

・土地利用を増やさずに生産量を倍増する農表

・森林伐採の防止と人工林からの生産量増加

・2020年までにCO2排出をピークとし、2050年までに2005年比で半減

・世界全体での低炭素モビリティの提供

・資源効率を4~10倍へ

といった大きな展望の下、9つの分野について、
10年単位でのロードマップが示されています。

「私たちはすでにVision 2050を達成するに十分な知識や技術、スキルを持っている。
あとは次の10年で、資源と能力を十分に集中するために、
国際的なアクションを実行に移せるかだ。」
(WBCSD President Bjorn Stigson)

先日ご紹介したこちらの動きなど、
2020年までに森林減少をゼロに 400社のCEOが宣言
具体的なアクションが始まっています。

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