ウォルマートに対する集団訴訟 最高裁の判断は?

2010 / 12 / 10 | カテゴリー: | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

米国でのウォルマートに対する
ジェンダー訴訟の行方が注目されています。

Wal-Mart vs. a Million Angry Women

2001年にウォルマートの女性従業員6名が、
昇進時の男女差別に対して訴訟を起こしました。

現在、運動は大きく広がり、
原告側は元従業員を合わせて150万人以上の女性が
被害にあっていると主張しています。

仮に集団訴訟と判断された場合、
雇用主を相手取った過去最大の集団訴訟となり、
ウォルマートは莫大な支払いを求められることになります。

今年4月には米第9巡回区連邦控訴裁判所が、
この訴訟を集団訴訟と判断。
現在進められている最高裁の審議に注目が集まっています。

他にも同様の集団訴訟をかかえる企業は多数あり、
GEやマイクロソフト、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラルミルズなど
19社が連名で最高裁に嘆願書を提出。

最高裁の判断に注目です。

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