Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
2020年までに森林減少をゼロに 400社のCEOが宣言
2010 / 12 / 8 | カテゴリー: ESG・サステナブル経営 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa
photo by Papa Goiaba
世界の消費財メーカー400社が参加する
Consummer Goods Forumが先月、
気候変動に関する2020年までの2つの大きな目標を発表しました。
CONSUMER GOODS INDUSTRY ANNOUNCES INITIATIVES ON
CLIMATE PROTECTION
http://www.ciesnet.com/pfiles/press_release/2010-11-28_TCGF_final_press_release.pdf
CGFは2009年に設立され、コカコーラやウォルマート、
ユニリーバ、テスコ、カルフールなど、
70カ国からメーカー・小売400社が参加し、
参加企業の売り上げ総額は約3兆ドルに上ります。
宣言した目標は、以下の2つ。
1.2020年までに森林減少をゼロにする
2.2015年までに代替フロン(HFC)使用をゼロにする
大豆やパーム油、牛肉や紙資源などの生産が
ブラジルやインドネシアなどでの森林伐採につながっています。
消費者に新鮮な商品を届けるための冷蔵輸送には、
温室効果の高い代替フロンが使用されています。
森林伐採、代替フロンの使用のどちらもが
温暖化の原因となっており、
メーカー・小売各社が取り組まなくてはいけない重要課題。
グローバルな企業連携による取り組みが始まっています。