官庁・企業・市民によるフェアトレードコーヒー調達支援

2010 / 11 / 11 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

I love coffee, especially Monday morning...
photo by albaflickr

先日、ブラジルのフェアトレードコーヒーの品質を
競う”Brazil Coffee Cupping Competition 2010″が開催されました。

USAID, Walmart, TransFair USA and SEBRAE-Minas Gerais Sponsor Brazil Coffee Cupping Competition
http://www.transfairusa.org/content/about/pr/pr_091120.php

これはウォルマート(Walmart)、米国国際開発庁USAID、
TransFair USA、ブラジルのNPO SEBRAEの4者が協力して取り組む
「責任ある調達プログラム(Responsible Sourcing Partnership)」
の一環として行われたもの。

表彰を行うことで、農家の努力を称え敬意の念を示しています。

同プログラムでは、ブラジルのコーヒー農家の生計向上を目的に、
インフラ投資や生産・加工段階の技術支援、教育を提供することで
フェアトレード認証コーヒーの品質向上を支援しています。

2007年~2010年の3年計画で総額190万ドルが拠出され、
5000人のコーヒー農家を支援しました。

2008年の統計では、米国のフェアトレードコーヒー輸入量は30%増加し、
現在でも増え続けているそうです。

官庁-企業-市民がパートナーシップを組み、
壁を越えて取り組んでいる事例です。

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