Sustainability Frontline
KivaとVisa 米国内の貧困層支援に連携
オンラインでの小規模融資プラットフォームを通じ、
途上国貧困層への個人向け融資を実現したことで注目されている
Kiva関連のニュースが国内外であったので、
ご紹介します。
●米国 VisaがKivaと提携、1億ドルを資金提供
VisaがKivaとパートナーシップを組み、
米国内の小規模ビジネスを対象に
1億ドルの資金を拠出する旨を発表しました。
Kiva and Visa: A Partnership for U.S. Small Businesses
http://www.kiva.org/visa
Kivaは途上国向けの小規模融資として出発しましたが、
昨年から米国国内の貧困層にもマイクロローンを
提供することを目指して取り組みを進めていました。
国内最大のマイクロファイナンス機関
ACCION Texas-Louisianaを通じて、
ハリケーンによって被災をしてきた
メキシコ湾岸地域の小規模オーナーを支援することが
決まりましたが、Visaとの提携により国内支援の活動が
一層本格化しそうです。
●Twitterが新しいインターフェイスで少額融資をサポート
こちらは国内での動きです。
Twitterの新しいインターフェイスによって、
Kiva Japanが提供する起業家と起業家に対する融資情報が
Twitterの画面上に表示されるようになり、
Twitterを離れることなく融資ができるようになります。
Twitter、新インターフェイスで起業家への少額融資サポート
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/internetcom/20101022-OYT8T00701.htm
融資を受けた人の写真や、ストーリー、
現在の融資状況、合計必要額、これまでの融資額などの
情報が全てTwitterの画面内で見られるとのこと。
海外で増えているソーシャルメディアとオンライン寄付の
連携事例が日本でも増えつつあります。