Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
記事スポンサーから見るIBMの"Smarter Planet"戦略
2010 / 11 / 29 | カテゴリー: ESG・サステナブル経営 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa
私が普段よく見ているページに、
世界の新しいビジネスアイデアを紹介するSpringwiseというサイトがあります。
そこでトレーサビリティに関する
新しいサービスの連載がなされており、
・登録しておくとリコールが起こったときに教えてくれるサービス
・企業の児童労働への取り組みを評価してくれるアプリ
など面白い内容が紹介されていたのですが、
ふと見るとクレジットにIBMのロゴが入っていました。
“Supported by IBM”となっていたので、
なんだろうと、気になって調べてみると。。。
IBMでは”Smarter Planet”をコーポレートビジョンに掲げ、
全世界でICT活用による地球規模の課題解決を目指しています。
“A Smarter Planet”
https://www.ibm.com/smarterplanet/us/en/
金融・建設・都市・食糧・教育と幅広い課題が対象で
全てに共通のロゴフォーマットと
“Smarter”の共通コンセプトを適用し、
経営戦略とCSRが融合した取り組みを行っていることがわかりました。
今回のSpringwiseとのパートナーシップでは、
ICTと親和性の高いトレーサビリティに関する記事のスポンサーとなることで、
“Smarter Planet”の柱であるICT活用の可能性を紹介しています。
Springwiseという媒体を選ぶという目のつけ所、
新聞や雑誌の記事広告に近い形でパートナーシップの組み方、
いずれもサステナビリティ戦略のプロモーションやブランディングを
考える上で参考になる事例です。