Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
コーズ・マーケティングを広めるメディア活用
エコネットワークスが今年新しく取り組んでいる
テーマの1つにコーズ・マーケティングがあります。
国内外の事例をみていく際のポイントとして、
コーズの親和性や共感を呼ぶストーリー、目標設定などありますが、
最近ではソーシャル・メディアの活用にも注目しています。
よくあるのは、「つぶやくことで1円を寄付」
できるツイッター募金でしょうか。
http://www.dff.jp/twit_donation
すでに4年目を迎えるボルヴィックの
「1ℓ for 10ℓ」プログラムは、今年新たな施策として
公式アカウント@1Lfor10L(2021年11月1日時点でアカウントは凍結されていました)をフォローすると
10ℓの水が寄付される仕組みを導入しました。
海外の事例では、たとえばトイザラスが
facebookのファンになると1ドルを
The Marine Toys for Tots Foundationに寄付するキャンペーンを展開。
クリスマスに恵まれな子どもたちにプレゼントを渡す活動をして
Shaq-A-Clausと呼ばれている
元NBAのShaquille O’Neal選手を広告塔に迎えることで、
20,000人のファンが445,000人にまで増え、
コーズマーケティングに関する賞も受賞しています。
他にも
The Bread Art Project
http://www.breadartproject.com/#/home
ウェブ上で食パンに絵を書いて応募すると1枚につき1ドル寄付
など、色々盛り上がっている事例があります。
米国の調査会社Coneが発表した非営利マーケティングに関する調査によると、
2010 Cone Nonprofit Marketing Trend Tracker
http://www.coneinc.com/2010-cone-nonprofit-marketing-trend-tracker
社会的な話題の認知には、
ブログ・ソーシャルメディアなどのニューメディアだけでなく、
新聞や雑誌をはじめとする既存のメディアが
まだまだ有効であるとの結果を報告しています。
CRMの設計には各種メディアの効果的な組み合わせが求められます。