Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
HPのコンピューターは人種差別主義者?
2010 / 1 / 10 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa
この度新しく発売された、
HPの自動顔認識カメラ搭載のラップトップPC。
こちらが「レイシスト(人種差別主義者)」ではないか、
ということで問題になっています。
http://diversityinc.com/content/1757/article/7027/?
発端はYouTubeに投稿されたこちらの動画。
白人の顔にはしっかりと機能する自動顔認識機能が、
黒人の顔には全く反応しません。
180万以上ものビュー数があり、
ソーシャルメディア上でかなり議論になっています。
注目したいのは、この件に対するHPの対応です。
HPは即座にコメントをブログ上で発表し、
そのような意識はないこと、
機能の改善に全力を注いでいる旨を伝えました。
TheNextBench
http://www.thenextbench.com/t5/Voodoo-Blog/Customer-Feedback-is-Important-to-Us/ba-p/51351
HPではソーシャル・メディアをステークホルダーと
対話するためのツールとして捉えています。
今回の対応も、即座に反応できるスピードと、
双方向での対話を重視して、
ブログ上でコメントを発表することを選びました。
「スピード」と「対話」。
ステークホルダーとのコミュニケーションに求められている
重要な要素です。
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