親が未成年の飲酒防止ノウハウを共有するフォーラム

2008 / 6 / 17 | カテゴリー: | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

世界最大のSNSサイト、MySpace。

バドワイザーなどのブランドで知られる
大手ビール会社Anheuser-Buschが、
National Fatherhood Initiative(NFI)と共同でMySpaceの中に
未成年の飲酒防止に関する新しいフォーラムを立ち上げました。
http://www.anheuser-busch.com/Press/fatherhoodLaunch.html

保護者同士が、未成年の飲酒防止のための
ベストプラクティスを共有することを目的としています。
また、最初に投稿された1000のベストプラクティスの事例につき、
Anheuser-Buschが各投稿につき10ドルをNFIに寄付することになっています。

MySpcaeのサイトは現在工事中。こちらから動画を見ることができます。
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=12772329

調査によると、アメリカでは80%以上の
未成年の子どもを持つ親が、未成年へのお酒の提供や
お酒の購入を好ましくないと思っているようです。
http://www.alcoholstats.com(2021年2月アクセスできませんでした)

子どもへの啓発活動だけでなく、
親に積極的にアプローチしていくことは、
特に飲酒・喫煙に関しては重要だと言えます。

また、このSNSを活用しての取り組みも面白いですね。

Anheuser-Buschは最近、
アメリカの環境保護局(EPA)から資金提供を受けて、
物流の環境負荷の削減を図るべく、
ディーゼルエンジンへのフィルターの設置を
積極的に進めています。
http://greenbiz.com/news/2008/06/09/anheuser-busch-cleans-up-its-fleet

同社の活動は内外からも評価されており、
Fortune誌の「世界・アメリカで最も尊敬する企業」の
飲料部門5年連続1位を受賞しています。

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