Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
英・環境に真剣に取り組んでいる企業、グリーンウォッシュ企業
以前「新しい企業価値の提示」のエントリーでご紹介したBPですが、
先日イギリスのPR会社が行った意識調査で
「グリーン・ウォッシュ企業」の1位に選ばれていました。
こちらはChatsworth CommunicationsというイギリスのPR会社が、
昨年9月にイギリスの有識者・オピニオンリーダー1200人に
FTSE100の英企業100社について行った調査です。
http://www.chatsworthcommunications.com/documents/PRESSRELEASEFOOTSIE100GreenWinnersandGreenWasherssurvey.pdf
英企業にとって、環境問題に取り組む1番の理由は企業イメージの維持・向上で、
次が消費者からの圧力、倫理的なビジネス指針といった結果が出ています。
最も真剣に環境というテーマに取り組んでいる企業に選ばれたのは、
1位がマークス&スペンサー。対象者のほぼ半数が挙げました。
2位はビー・スカイ・ビー、3位はHSBC。
一方、グリーンウォッシュな企業として1位をかざったのはBP。
2位がテスコ、3位がブリティッシュ・エアウェイズ。
「一般市民やオピニオンリーダーに理解してもらうには、
環境へのコミットメントは真剣かつ持続的に行わなくてはいけないという点に
立ち返るきっかけになることを望んでいます」
こういった本質に迫る調査・ランキングを受けて、
企業はどう行動を変えていくのか、これから気にしていきたいと思います。
グリーンウォッシュについては、
スタッフブログGreenCrayonでも取り上げられています。
//www.econetworks.jp/enwacross/2008/03/greenwashing_index.php
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