Sustainability Frontline サステナビリティをカタチに
積水ハウス×シェアリングアース協会
2007 / 12 / 21 | カテゴリー: ステークホルダー・エンゲージメント | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa
<NGOとの連携①>
「3本は鳥のために、2本は蝶のために」
積水ハウスが2001年からスタートした「5本の樹」は、
里山をお手本に住まいの一部に自然を再現しようという試みです。
http://www.sekisuihouse.co.jp/sustainable/2007/highlight/high04.html
住宅の庭の植栽として、
その地域に自生する在来種の樹を5本植えます。
そうすることで、庭は地域の自然と調和し、
鳥や虫が集まってきて、森・里山をつなぐ自然の一部となります。
2006年のグッドデザイン賞を受賞した同社の取り組みですが、
このプロジェクトを実施するにあたって
シェアリングアース協会の力を借りています。
http://www.sharing-earth.com/index.html
同プロジェクトの初期の段階から
アドバイザーとして計画に携わり、
庭木と生物の関係を図鑑にした「庭木セレクトガイドブック」
の編集にも協力しています。
今年で7年目となるこの取り組み。
2006年度の実績は75万本だそうです。
単発の取り組みで終わってしまうのではなく、
長期的に1つのプロジェクトに共同で取り組んでいる
この事例はとても参考になると思います。