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バレンシア火祭りに見るサステナブルな有り方fromスペイン
私が住むバレンシアでは、3月に入るとスペイン3大祭りの一つ「火祭り」の話題で持ちっきり。
毎日爆竹ショーが行われ、街中には600体の張り子が並んで、
現在、街全体がテーマパークのようです。(画像:火祭り期間中に街中に飾られる張り子。火祭りの最終日にはこれらの芸術は全て燃やされます。)
火祭り期間中は、夜通し行事があることや、時間に関係なく爆竹が鳴り響いていて生活の乱れが起きることなどから、多くの会社では「火祭り休み」を制定しています。
街中での交通閉鎖も多く、業種によっては全く仕事にならないからです。現在のスペインの失業率は、過去最悪の26%(若者は55%超)。
そんな中でも、堂々と仕事を休み、文化であるお祭りを楽しみきる雰囲気に触れていると、「サステナブル」な働き方や社会の在り方を改めて考えさせられます。<参考>火祭りのイメージ。
(大田朋子@スペイン)
*本コラムは、エコネットワークスが毎月発行するニュースレターの 「サステナブルワークスタイル・コラム」から転載しています。 ニュースレターに興味がある方は、メルマガ「ENWの視点」からお申込みください!