ストレングス・ファインダーでMYトリセツを作ろう

2023 / 8 / 10 | カテゴリー: | 執筆者:EcoNetworks Editor
手とパズル

(Photob by PublicDomainPictures via Pixabay)

エコネットワークス(ENW)が運営するコミュニティ、TSAでは「サステナビリティファンド」という仕組みを設けています。TSAに参加するパートナーが自身や社会のサステナビリティにつながる活動をしたいときに、資金面から取り組みを応援する制度です。

神奈川県在住の木村 麻紀さんはファンドを利用して「ストレングス・ファインダー®でMyトリセツを作ろう!」というシェア会を企画し、ストレングス・コーチの方をゲスト講師に招いてストレングス・ファインダー®について参加者がお互いに学び合う機会を作ってくださいました。どのような会だったのでしょうか?


執筆:木村 麻紀
湘南在住。ENWでは企業のサステナビリティコミュニケーション支援をメインに、ENW内部の集合的な学び&交流の企画、ファシリテーションを行う。


ストレングス・ファインダーをもっと活用したい!

人の強みや資質を見出し、効果的に活用することで自己理解や他者理解、さらにはチームでの成果創出に寄与することを目指して米ギャラップが開発したストレングス・ファインダー®(以下SF)。TSAでは、パートナーがTOP5資質を受検する際の料金を補助しており、ご自身の資質を把握した方も増えてきました。私自身も仕事を通じてSFに慣れ親しむようになって早5年ほどになり、このタイミングで皆さんと一緒にSFについて改めて学び、SFを自己理解だけでなく他者理解を通じたチームワークにも活かせる場を企画したいと思うようになりました。

そこで今回は、サステナビリティファンドを活用させていただき、2時間拡大版のシェア会として「ストレングス・ファインダー®でMyトリセツを作ろう!」を開催。当日は、事前に1~2時間ほど動画視聴とワークシート作成を頑張ってくださったTSAパートナー7名が参加してくれました。

ゲスト講師にお迎えしたのは、SFを用いてコーチングやワークショップを行えるストレングス・コーチの資格を持つ株式会社かたちえ取締役の下家 千明さん。個人コーチングから大小さまざまな組織でのワークショップで豊富な経験値を持つ下家さん。私にSFへの興味関心の扉を開いてくれた、大切なお仕事仲間の一人です。

下家さん

下家さんのワークショップは、初参加の人たちも最後には笑顔になれるような、温かい雰囲気に包まれます。

この日ご参加の皆さんには、それぞれご自分の資質の特性を把握し、それらが仕事や日常生活でどのように活かされているか、あるいは妨げになっているかを考察するワークを事前に行っていただきました。それを踏まえて、この日は3つの大きなゴールを掲げてスタートしました。

  • 自分では「当たり前」と思っていたことが、実は他の人にはない「素晴らしい才能」であることに気づく
  • 自分固有の才能を「今後どのように活かしていけるのか」を考え、日々の仕事や日常生活、他者との関わり方の中で活かせるようになる
  • チーム内での相互補完(強みの貸し借り)ができるようになる
  • ストレングスは「強みになりうる」優れた潜在能力

    SFは4つの分野、34の資質で構成されています。34の資質には一つひとつ異なる特徴があり、私は自分自身のTOP5資質に納得していたためか、ストレングス、イコールその人の強みであると断定的に捉えてしまっていたきらいがありました。しかし、ストレングスとはあくまで「強みに“なりうる”優れた潜在能力」。資質を自覚し、強みにできるように意識的に投資し続けることで初めて強みになるという下家さんの言葉に、ワークショップの冒頭からSFの奥深さを改めてしみじみと感じたのでした。なお、4つの分野と34の資質の詳しい内容はこちらもご参照下さい。

    4分野

    「チームグリッド」でチームの特徴が明らかに!

    さて、この日の参加メンバーはどのような資質を持っていて、それらが集まったチームとしてはどのような特徴があるのでしょうか――。これが一目で分かる「チームグリッド」というツールで、チームの全体像を捉えてみました。

    チームグリッドの図

    チームグリッドの図


    チームメンバー一人ひとりの資質が集まり、どのような集団的な特徴があるのか――。さまざまな手法を活用しながらチームの全体像を“楽に”捉えられるのも、SFの大きなメリットです。今回集まったパートナーをチームとして見ると、戦略的思考力と影響力の資質群に強みを持つ人が多く、特に、学習欲と最上志向の資質が多いことが見て取れます。

    チームグリッドの図を見た後、このメンバーで事前ワークをもとに自分のTOP5が仕事や日常生活でどのように活かされているか、または妨げになっていると感じるかグループに分かれてシェアし合ってみました。相手に話してみることで自分の頭の中が整理されていきますし、フィードバックをもらうことで自分を顧みることができます。

    こうして自分やチームメイトの資質の特徴を把握できたら、次はそれらをどのようにチームワークに活かせるかを考えるステップへ。下家さんが「感銘を受けた」と言って下さったエコネットワークスのミッション「『個』が輝くサステナブルな社会を実現するため、波を起こす一滴の雫になろう」を踏まえて、それぞれの資質を活かしてチームに対してどのように関われるか考えるワークも行ってみました。

    ワークの図

    このようなフレームで考えてみることで、「チーム内でお互いに補完し合える関係性を目指していこう」というメッセージになります。

    最後には、全員が「アクション宣言」を発表

    最後は、自分の資質を自分自身に対して、さらには相手やチームに対してどのように活かせるか、皆さんに考えてもらい、具体的なアクション宣言として発表してもらいました。

    ワークショップ中には、参加メンバーから「資質って将来変わるものなのか?」「下位の資質というのは育成できるものなのか?」など、鋭い質問も活発に出されて、休憩なしの2時間はあっという間に過ぎていきました。

    SFという物差しを使って自分自身を見つめ、仲間の資質を「そうだよね」と再認識したり、仕事や日ごろの交流だけでは見えなかった新たな側面も発見できたりした今回のワークショップ。参加者からは、「早速アクションを起こしてみました!」という声や、「他のメンバーとも上位の資質をシェアし合えたら」といった提案もいただきました。

    「(年齢的に)上位の資質は変わらなさそうだと言われたののは、『隣の芝生を愛でていないで手持ちの駒でやるしかない』ということですよね。チーム内で上位の資質を共有し合えたらいいなとも思いました」
    「意識的に『投資』をしていきたいです。トップ2の強みを才能化するために、早速動き始めました!」

    本来であれば半日程度を使って実施する内容を2時間でギュッ~と濃縮還元してお届けした今回のワークショップ。続編を期待する声もいただいていますので、今回はやり方をご説明するにとどまった「自分取り扱い説明書」を深めていくワークショップなど、今後も企画していきたいと思います。

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