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タスク分担のポイント
2011 / 9 / 20 | カテゴリー: 「個」がつながる組織経営 | 執筆者:EcoNetworks
キックオフが終わったら、お互いの役割を決めて、
タスクを分担して作業に取りかかります。
最初のタスク分担の際に私たちが特に大切にしていることが、
アウトプットのフォーマットをできるだけ合意しておくこと。
特に初めてチームを組む相手の場合、
お互い机を並べて作業をする訳ではないため、
できあがったものが期待していたものと違う。。。
というギャップが生まれがちです。
ただ実際に作業をしてみないと、
最終的なフォーマットもよくわからない・・・
というケースも多いのが正直なところ。
そうした際に、私が意識しているのは、
3段階で擦り合わせ・共有を行うことです。
完成度30%・・・全体の構造や要素の擦り合わせ
完成度80%・・・内容の方向性や仕上がりイメージ確認
完成度100%・・・最終確認
このように段階的に固めていくことで、
ずれなく仕上げることが可能です。
1つ気をつけたいことが、
内容が難しい、時間が取れないなどの理由で
メンバーが担当の作業を抱え込んでしまうこと。
顔が見えないので、抱え込んでいることに周囲は気づきにくく、
手遅れにならないような対処が必要です。
お互いの得意分野を共有し、いざとなったら
双方の合意の上で安心して作業を預ける/引き取ることができる
相互の関係性作りが大切になってきます。