メンバーの選定

2011 / 9 / 1 | 執筆者:EcoNetworks

welcome to the 20th inning
photo by Herkie

会社組織では通常、組織の内と外がはっきりしています。

「社員」は固定給を得て時間をコミットしているので、
あとは本人の意思と時間、所属部署の了解さえあれば、
社員としての業務範囲の中でチームに参加してもらうことができます。

「個」でつながるチームの場合、
その組織に属しているメンバーは基本少数であり、
多くは個人として関わるメンバーと、
それぞれ個別の契約体系でチームを組むことになります。

またバーチャルで連携していくことになるため、
メンバーが一定数以上になってしまうと、
管理しきれず効率が落ちてしまいます。

そのため、メンバーの選定にあたっては、
・スキル
・スケジュール
・全体予算
・人数
・個人/チームの成長
といった観点から、メンバーを選定し、個別に交渉していくことになります。

効率を重視していくのであれば、同じメンバーによる
経験豊富なチームでプロジェクトにあたることが重要になりますが、
ENWでは敢えてチームを固定化せず、
常に新しいチーム(または役割分担)でプロジェクトに臨むようにしています。

私たちは仕事を行う上で、
「同じプロジェクトに取り組む際には、次は更なる付加価値を提供する」
ということを基本理念としています。

そのためにはいつも同じメンバーで取り組むのではなく、
常に新しい人の視点や経験、専門性を取り入れて、
それを付加価値に昇華していく必要があります。

ENWのスタイルの1つである「プロジェクトは仕組み化までして初めて終了」は、
新しい人が入ってきたときに、スムーズにチームに参加できるような
ノウハウ共有の土台/仕組みをつくることを1つの目的としています。

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