働き方をめぐる課題の全体像を考えよう

2013 / 8 / 29 | 執筆者:EcoNetworks

「働き方」に関する話題をあちこちで耳にするようになってきました。

一方で、個別の話題としては色々聞くものの、
広い視点で全体像を見る機会はなかなかありません。

そんな問題意識から、今回は
働き方に関して起きていることをまずは場に出し、
全体像と個々の要素の関係性を理解し
今後力を入れていきたいテーマを特定することを目的に、
ワールドカフェ形式でセッションを行いました。

まずは「個人」「企業/組織」「行政」「社会(イシュー)」の
視点から、キーワードをとにかく書き出してみました。

出てきたものを整理したのがこちらの図です。
(クリックで拡大されます)

●「社会(イシュー)」の全体像

●企業/組織の取組み事例

思いついたものを書き出して行く形式で行ったため、
必ずしも網羅的ではありませんが、
今起きていることの全体像はつかんでいただけるのではないかと思います。

このような変化の状況を考えたときに、これからの
「個人」「組織」「社会」に求められることとは。

残りわずかな時間での議論だったため、
深めるところまではいけませんでしたが、
そこで出てきたポイントがこちらです。

それぞれのポイントを整理すると、

「個人」・・・外部から様々な影響にさらされる社会において、自立に必要な力をどのようにつけていくか
「組織」・・・多様な個の生態系としての集団が力を発揮できる環境をどう創り出していくか
「社会」・・・個人が多様な選択肢を選ぶことができる状況とそれを支える仕組みをどう作っていくか

今回できたのはここまで。

次回以降、具体的な実践についてや、
変化を阻害する壁について考えていく予定です。

色々な人と対話をしながら考えを深めていければと思っていますので、
関心あり、という方がいましたらお気軽にご連絡ください。

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