北欧の夏のワークスタイルfromフィンランド

2013 / 7 / 13 | カテゴリー: | 執筆者:EcoNetworks

フィンランドでは、Juhannus(ユハンヌス)と呼ばれる夏至祭が
毎年6月20日前後に行われます。
短い北欧の夏の太陽に力を与え、
一日でも長く陽が射すようにという言い伝えを基に、
Kokko(コッコ)と呼ばれる焚き火を前夜に焚きます。

この日は国民の祝日とされ、
夏の間を過ごすサマーコテージには国旗が掲げられます。
そして、ここに家族や親戚が集まってサウナに入り、
ボートで島巡りや海辺でBBQをして思い思いの夏の陽を楽しみます。

この数日間は国民の祝日のため、
フィンランド全土の会社やお店は休業または短時間営業となります。

学校が6月初旬から8月下旬まで夏期休暇に入っているので、
それに合わせて、子どもがいる家庭では
6月の1ヶ月間を丸々休暇に当てることがほとんどです。

南北に長い国土のため、
地域によってこの学校の夏期休暇をずらして取得しています。

法律的に4週間の夏期休暇が義務づけられているフィンランドの就労者。
休暇が終わるとPCの操作などを忘れる人がいる、という噂があるほど
この1ヶ月間は全く仕事のことを考えずに短い夏を満喫しています。

残されたあと2ヶ月の間、我が家もこの貴重な太陽を浴びてリフレッシュし
新天地での仕事を本格的にスタートさせたいと思います。

 (藤原斗希子@フィンランド)

*本コラムは、エコネットワークスが毎月発行するニュースレターの
「サステナブルワークスタイル・コラム」から転載しています。
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