GRIスタンダードへの移行に向けた共有会

2017 / 7 / 5 | 執筆者:EcoNetworks

昨年発表されたGRIスタンダード。
2018年7月1日以降に発行されるCSR報告書に有効となります。

スタンダード移行をする上で、変更内容に関する注意点や、
GRIに対する企業の対応状況などの再確認・共有会を行いました。

スタンダードでは
G4以上にマネジメント部分に焦点が当たっており、
「101 基礎」から順に読んでいくことが
趣旨を把握する近道です。


https://www.globalreporting.org/standards/gri-standards-download-center/

変更点の詳細確認を全体として改めて行った上で
調査分析・コンテンツ制作・翻訳の各チームの視点から
企業のGRI対応状況や変更点への気づきについてコメントを共有し合いました。

「日本企業の対照表では、この設問の理解が正確でないことが多い」
「日本企業はこの部分の対応が遅れているが、基準は厳しくなっている」
「欧州の企業では、開示にこんな傾向が」
「環境面の変更で、人権を守る視点も追加されている」
「GRIをふまえた翻訳のご提案では、ここがポイント」
「先日クライアントからGRIについてこんな質問があった」など
それぞれの日頃の業務や在住地域をふまえた様々なコメントが飛び交いました。

ちなみに、リモートワークが基本のエコネットワークスでは、共有会もオンライン。
今回の勉強会は、日本各地とヨーロッパのメンバーが参加しました。

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