集わない経営の仕組み作り 3つのポイント

2010 / 11 / 29 | カテゴリー: | 執筆者:EcoNetworks

「離れていること」を前提として
組織のマネジメントを考える際、頭を悩ますのが、

「強制力が働かない状況で、どう仕組みを構築していくのか」

という点です。

オフィスという特定の場所に集まって仕事をすることは、
実は仕組みを作りやすくする「強制力」が働いています。

ここでの強制とは、
「やれ」と命令する・義務化するということではなく、
意図するせざるに関わらず、
一定の状況や空気を作りだすことを意味します。

どれもオフィスで働いていれば当然のことですが、

 ・昼間オフィスに出社する
 ・同じ空間で仕事をする
 ・共通の機器を使用する
 ・周囲の目がある中で働く

どれも見えない強制力が働いており、
「入社・退社時にタイムカードを記録する」
という単純なルールも、
これらの前提があることによって簡単に成立します。

しかし離れていることを前提とした組織では、
それらの強制力が働かず、そもそもの前提が成り立ちません。

そこでポイントとなるのが、

●「共通項」をつくる
●日常動作に「ひもづける」
●「自発的な行動」を促す

の3点。

ENWではこれらを中心に、仕組みを組み立てています。

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