起業は国外で、フィンランドの起業家たち

2013 / 2 / 28 | カテゴリー: | 執筆者:EcoNetworks

 

クリスマスグリーティングをきっかけに、久々にフィンランド出身の旧友二人と話をしました。一人は中国で、もう一人はブラジルでビジネスをしています。

私の周りのフィンランド人には起業家が多いです。

その理由を聞くと、彼らいわく、
教育レベルが高く、世界共通言語である英語が堪能な国民も多いため、世界進出できる起業家が育ちやすい土壌があり、

しかし、税率の高さから、多くのフィンランド人は海外で会社を起こすことを選ぶ、とのことでした。
福祉や教育の面で近年注目を浴びている北欧ですが、
その制度を支える柱である高税率制度の裏で、
優秀な中小企業経営者を海外に放出することにもつながっている…?

別の側面を目の当たりにしたようでした。

(大田朋子@スペイン)

 

*本コラムは、エコネットワークスが毎月発行するニュースレターの「サステナブルワークスタイル・コラム from Spain」から転載しています。ニュースレターに興味がある方は
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