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会わない会議の実際のところ
2011 / 10 / 18 | カテゴリー: 「個」がつながる組織経営 | 執筆者:EcoNetworks
photo by mikecogh
一般企業においても、離れた場所をつないでの会議が増えてきました。
東京と大阪。日本と中国。
それぞれの場所に人が集まり、電話会議システムを活用して、
お互いの部屋を映し出して行います。
「個」でつながるチームの場合、それぞれが
今自分がいるところからネットにアクセスして会議を行います。
私たちが利用しているのはスカイプ。
基本は自宅オフィスからが多いですが、
出先のカフェからや移動しながらスマートフォンで参加することも。
外でスカイプをする場合には、マイク付きイヤホンを通じて行います。
そのため、基本は1機器1人。
すると、たとえばお客様のところを2人で訪問した後の時間に、
他のメンバーとのスカイプ会議が入っていると、
2人でどこかのカフェに入り、隣り合わせで座り、
それぞれ自分のPCからスカイプで会議に参加します。
同じ場所にいるのに、会議への参加は別々という、
不思議な状態になります。
回線の問題やスカイプの人数の上限もありますが、
このようなスタイルで行う会議の場合、
メンバーが5人以上になると極端に効率が悪くなります。
私の印象では、ベストは2~4人。
必然的に、ただ参加するだけのムダな会議はなくなり、
必要なメンバーが必要な会議に参加するようになります。