新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は引き続き世界中に様々な影響を及ぼしています。そしてそうした影響が不均衡に生じている点が、COVID-19の特徴と言えます。

またCOVID-19を契機として、社会のあり方が大きく変化しており、社会の変化に組織としても、個人としても適応していく必要があります。

ENWでは過去3年に渡り、COVID-19の影響に対する会社としての方針を整理し、パートナーやそのご家族を含む影響を受けた方々のために新型コロナ対策ファンドを立ち上げ、支援を実施してきました。

2023年度も引き続き、新型コロナ対策ファンドの残額を活用して、パートナーを含む影響を受けた方々の支えとなるよう取り組んでいきます。条件に該当するパートナーはファンドの活用を積極的にご検討ください。

【2022年度の報告】
総額：174万円

【A】ENWパートナーへの経済的なサポート
１．雇用パートナーおよびその家族
・通常の年20日の有給休暇とは別枠で、追加で有休の枠を設定
→申請者　1名、追加の有休7日
２．業務委託パートナーおよびその家族
・ご自身の発症の場合、お見舞金
・ご家族のケアのための支援金
→申請者　8名、支援額　52万円

支援総額：52万円／174万円（消化率30%）

2021年度のファンド報告および2022年度ファンドの枠組みの詳細についてはこちらをご覧ください。

【2023年度の支援内容】

ファンド総額：122万円

支援内容：

【A】ENWパートナーへの経済的なサポート
新型コロナウイルスが広がったことで、ご自身やご家族が感染してしまう、休校や休園に伴いご家族のケアの負担が増加してしまうといった事情により、仕事にあてられる時間が減ってしまった方を対象に支援を行います。

活用していただきたい方：
・ご自身またはご家族が感染し、発症してしまった方
・ご家族のケア労働の負担が増えている方（子育て、介護、看病等）

対象期間：2022年10月～2023年9月（遡っての申請も可能です）

支援内容：
１．雇用パートナー：
①ご自身またはご家族の感染に伴い、就業に支障が生じた場合
通常の年20日の有給休暇とは別枠で、追加で有給の枠を設定します。

②休校や休園に伴い子どものケアが必要になった場合
制度の対象期間中は事業者向けの小学校休業等対応助成金を申請し、制度の対象期間終了後は組織独自に、通常の年20日の有給休暇とは別枠で、追加で有給の枠を設定します。

２．業務委託パートナー
①ご自身が感染し療養が必要になった場合
お見舞金として50,000円をお支払いします。

②ご家族の感染に伴い、就業に支障が生じた場合
支援金として一日10,000円×日数（ご家族お一人につき10日まで）をお支払いします（金額については休業等対応助成金を目安としています）。ご家族の同居の有無は問いません。

③休校や休園に伴い子どものケアが必要になった場合
個人事業主向けの小学校休業等対応支援金の申請を推奨します。手続きにあたり必要なことがあればサポートしますのでご相談ください。

備考：パートナーの皆様を信頼し、詳細な根拠資料の提出は求めず、申請いただいた内容で手続きを行います。各自のご判断で申請ください。

【B】ENWパートナーの早期発見のための費用
感染しているかどうかの早期発見は、重症化リスクの低減や感染拡大の予防につながり、ご自身・ご家族の心身の健康の点からも、医療への負担軽減の点からも重要です。またいざという時に備えて、検査キットを常備しておくことも大切です。ご自身だけでなく同居の家族を含め、何人でも・何回でも、必要な都度、申請ください。

活用していただきたい方：
・周囲で陽性者が見つかった、熱っぽいなど、感染の不安を少しでも感じた方
・いざという時に備え、検査キットなど早期発見に必要なものを常備しておきたい方

支援内容：
・PCR検査・抗原検査・医療機関受診の費用（同居の家族分も対象）
・抗原検査キットの購入費用
・簡単に測定できる体温計の購入費用

備考：
ご自身やご家族が感染してしまった場合や、濃厚接触者となってしまった場合でも、安心して回復や心身の健康維持に専念できるよう、最大限のサポートをしていきたいと考えています。上記に記載した支援内容以外でも、こうした形での支援があるとありがたいというリクエストがあれば遠慮なく声をお寄せください。一緒に考えていきましょう。

申請方法：
申請フォームはこちら

申請期限は事業年度末となる2023年9月末までとしますが、ファンド残額と社会情勢を踏まえて随時期限は延長します。

また、上記以外のファンドの活用方法についての具体的なアイデアやご提案がある方は是非お知らせください。

支援内容についてのご意見・ご質問・アイデア・メッセージはこちらにお願いします。

（Photo by marucyan via AdobeStock）