インドネシア石炭火力発電所への投資に関する報告書英日翻訳

クライアント:グリーンピース・ジャパンさま

背景

脱炭素化に逆行し、経済的、政治的リスクが大きい石炭火力発電所への投資

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンの新たな報告書『不確実で有害 インドネシアにおける日本の石炭火力発電事業』の日本語版と英語版が同時発表されました。

この報告書は、日本企業がインドネシアで進める石炭火力発電事業は、パリ協定に合致していないだけでなく、出資者や事業主にとっての経営リスクが高いと警告しています。

エコネットワークスは、グリーンピースさまの監修のもと、日本語への翻訳をご支援しました。

アプローチ

ほぼ完成の英語版ドラフトで翻訳をスタート

公表日が決まっていたため、ほぼ完成した英語版ドラフトで翻訳に着手し、検討中のパートを最後に訳出して、他の部分との整合性を確認してから、提出しました。

また、気候変動の影響に関する記述では、実際に病院に搬送された人数などを報道機関の発表でも確認し、適切な概数となるように訳語を選択しました。

成果

気候変動対策への関心が最も高まるCOP24開催中の公表に

この報告書は、日本がインドネシアで進める石炭火力発電所事業への投資に関する重要な情報を取りまとめ、インドネシアでの誤った需要予測に基づく電力の過剰設備の問題や、唯一の国営電力会社PLNの経営難、電力購入契約をめぐる規制の変更、気候関連の規制、太陽光発電とのコスト競争、大気汚染問題といった石炭火力発電所を巡る課題に光を当て、長い投資回収期間を要する石炭火力発電事業の競争優位性について問題提起をしています。

ポーランドのカトヴィツェで国連の気候変動に関する会議COP24の開催期間中の公表となりました。

下記のグリーンピースさまプレスリリースに報告書の要旨がまとめられていますので、あわせてご覧ください。

2018年12月6日 プレスリリース グリーンピース新報告書発表――日本企業がインドネシアで進める石炭火力発電事業の経済的、政治的リスクを警告http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2018/pr201812061/

 

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