Water for all ― アクションにつながる発信

2019 / 3 / 14 | 執筆者:二口 芳彗子 Kazuko Futakuchi

3月22日は世界水の日。今年のテーマは

「Leaving no one behind(誰も置き去りにしない)」。

国連2030アジェンダの合言葉「no one will be left behind」とも重なる表現です。

では、現在置き去りにされているのは誰なのか。
公式サイトやファクトシート(概況報告書)に、それはmarginalized groups だと述べています。

英英辞典 Merriam Websterに、

marginalize = to relegate to an unimportant or powerless position within a society or group
社会や集団の中で重要でないあるいは無力な立場に追いやる

とあります。
marginalized(追いやられた)と受け身の表現にすることで、被害のニュアンスも加味され、様々な外的要因で不利な立場にある実態とも合っている表現です。これまでよく使われていた socially vulnerable people(社会的弱者)に代わるものとして、目にする機会が増えそうです。

では、置き去りにされている人々とは、具体的にはどのような方々なのか。公式サイトのSNSリソース(social media resources)には、次のような画像があります。

Water for all women 女性
Water for all refugees 難民
Water for all indigenous peoples 先住民族
Water for all babies 赤ちゃん
Water for all older people 高齢者
Water for all LGBTQI+ people LGBTQI+の人々

「○○ for all」は国連のテーマによく取り上げられるシンプルな良い表現。それを表す絵と組み合わせられ、さらにインパクトが大きくなります。

このほかにも学生、労働者、農村の人々 、市民、母親をテーマにした画像もあり、より多くの方がSNSで発信するための良いツールとなっています。

様々なNGOもSNSの活用に力を入れるなかで、社会的意義を重要と考える若い世代を巻き込んでいこうと、国連も工夫を重ねています。

 

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