持続可能な未来を支えるInnovation

2018 / 5 / 18 | 執筆者:Masako Maeda


今年のGlobal 100(世界で最もサステナブルな企業100社ランキング)で1位に輝いたのは、フランスのダッソー・システムズ。グローバルに事業を展開するソフトウェア会社です。Global 100を選定したコーポレートナイツ社は、「持続可能なイノベーションの分野で強い影響力をもつ」、「デジタル技術で政府や企業を支援している」、「さまざまな形の持続可能なモビリティやスマートシティの建設を試行している」と同社を高く評価しています。

ダッソー・ステムズは”Leading sustainable innovation―Harmonize, product, nature and life(最先端の持続可能なイノベーション―製品と自然環境、生活の調和)”をビジョンに掲げ、実体験をシミュレートして人々の意思決定を支援するデジタル・テクノロジーを提供しています。同社が注力する3分野の事例をご紹介します。

① ENERGY TRANSITION(エネルギー転換):Solar Impulse
太陽光エネルギーだけで24時間飛行でき、燃料を必要としないソーラー飛行機。超小型の高効率な太陽電池のほか、さまざまな革新技術が導入されています。また、同社の仮想技術(3Dエクスペリエンス・プラットフォーム)を駆使して、「24時間、世界一周飛行」の周到な計画、設計、テストが行われました。

② SUSTAINABLE MOBILITY(持続可能なモビリティー):Link & Go 2.0
同社の3Dエクスペリエンス・プラットフォームを利用して、AKKA Research社が開発した自動運転コンセプトカー。都市のスマート・インフラと通信し、センサーやクラウド上で動作するアプリと連動する電気自動車です。

③ SUSTAINABLE CITIES(持続可能な都市):シンガポール
シンガポールの国立研究財団と提携し、都市の3Dモデル「Virtual Singapore」を開発。1つのプラットフォームに集約された建築やインフラなどのデジタル情報と仮想技術を活用して、政府や企業はさまざまな意思決定を適切に行うことができます。

同社はホームページで次のように述べています。

“In the face of dire statistics, repeated climate warnings and dying ecosystems, it is encouraging to know that ground-breaking and promising alternatives, which can save our ailing planet, exist.”
「悲観的な統計データ、繰り返される異常気象、エコシステムの破壊に直面する中で、画期的で期待できる代替手段を提案することで、病みつつある地球を救います。」

英文和文ともホームページからの引用ですが、”it is encouraging to know that alternatives exist.”という言葉のとおり、このように先進的な技術の存在を知るととても勇気づけられます。

2018 Global 100の寸評にあるように、「電力会社は再生可能エネルギー、自動車会社は電気自動車、食品会社は持続可能な方法で生産された健康食品へとシフト」しており、その全体的な傾向は明らか(unmistakable)です。世界は着実に持続可能な方向へと向かっています。

Photo by Jean-Pierre Dalbéra

このエントリーをはてなブックマークに追加

翻訳トレーニング講座 受講者募集中!

あと少しでお仕事ができるという方の成長をサポートする翻訳講座「サステナビリティ翻訳トレーニング」。実際にご依頼いただくことの多い報告書や資料に類似する内容を課題とし、「環境・サステナビリティの分野の翻訳で活躍したい」方々のレベルアップにプロ翻訳者でもある講師が伴走します。
(2017年11月開講コースは受付を終了しました。2017/11/01)

言葉にまつわるエトセトラを募集中!

この単語の訳にいつも頭を悩ませる……よりよい英語表現が知りたい……
このブログで取り上げてほしいワードがあればこちらよりご連絡ください。

お名前
メールアドレス
取り上げてほしいワードなど

* 内容についてお問い合わせをする場合があります
* すべてへのお答えをお約束するものではありません
* CSR、サステナビリティ分野の内容を優先します

プライバシーポリシーに同意する