世界で最も倫理的な企業を支える誠実さ

2017 / 12 / 26 | 執筆者:Masako Maeda

世界で最も倫理的な企業は…?

World’s Most Ethical Companiesというリストを、米国のシンクタンク、
エシスフィア・インスティテュートが毎年発表しています。

ランキング形式ではなく、
1.企業倫理およびコンプライアンスプログラム
2.倫理文化
3.コーポレートシチズンシップと責任
4.ガバナンス
5.リーダーシップ、イノベーション、社会的評価
の5つの基準にもとづく独自の評価に基づき、2017年は124社が選定されました。

その内の13社↓は、2007年の開始から11年連続で選出されています:
アフラック、インターナショナル・ペーパー、エコラボ、花王、GE、
スターバックス、ゼロックス、ディア・アンド・カンパニー、
テキサス・インスツルメンツ、フルーア、ペプシコ、
ミリケン・アンド・カンパニー、UPS

世界で最も倫理的といわれる企業がどのような規範のもとに
活動しているのか知りたくなり、日本でも事業を展開しているアフラックの
Code of Conduct(行動規範)を読んでみました。

アフラックには創業以来、大切にしている6つのバリューがあり
Teamworkでは「オープンで正直なコミュニケーション」、
Respectでは「ステークホルダーに対する敬意と配慮」、
Fairnessでは「公正な事業慣行」、
Honestyでは「真実を語る誠実さ」、
Integrityでは「正しい行動、正しい意思決定」、
Responsibilityでは「従業員一人ひとりの責任ある行動」
を奨励しています。

行動規範には6つの価値観を日々の業務に活かすための考え方が記されていますが、
キーワードとなっているのは「誠実さ」です。

Honesty is the only way that we can truly care for our people
(仮訳)誠実であること、それが関係する人々に心から配慮する唯一の方法です。

Integrity guides each of us in our daily business activities,
and helps us to make the right decisions
(仮訳)インテグリティは日々の事業活動において私たち一人ひとりの指針となり、
    正しい意思決定を助けてくれます。

Reporting in “good faith” means that you have provided all of the information
you have and you believe it to be true
(仮訳)「誠意」ある報告とは、自分が真実であると信じる手元の情報を
    すべて伝えていることを意味します。

honesty, integrity, good faith ― いずれも「誠実」を意味する言葉です。

誠実であれ、と行動規範では言葉を変えて繰り返し呼びかけています。
行動規範は従業員にこうあってほしいという姿勢、企業の在るべき姿を定めるもの。
「世界で最も倫理的な企業」を支えているのは、誠実さでした。

Photo by Horia Varlan

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